お取引先様へ

かつて、日本における商品の流通経路は、川の流れに例えられていました。

商品を生産するメーカーが「川上」、消費者と触れて販売する小売業が「川下」であり、弊社のような卸売業は「川中」というわけです。

しかし、商品が単なる「モノ」であり、「作れば売れた」時代は遠い過去の物語。現代の消費者は、有り余るモノに囲まれて、自分自身のウォンツが分からなくなっています。

インターネットのクチコミサイトに人気が集まる要因がここにあります。モノを買う理由を見失い、失敗を恐れる消費者は、自分自身のウォンツを他の消費者に求めているのです。


メーカー直販、プライベートブランド開発で顕著な小売業とメーカーとの直接取引、会員制ホールセラーなど、流通の「中抜き」による中間マージンのカットで商品価格は下がりました。

しかし、商品の作り手からのメッセージが消費者に届きにくくなっている事実は否めません。

高度に洗練された現代の商品はウォンツを実現するための「ツール」であり、正しく使いこなすことが求められます。

必要な情報を正しく伝え、理解が深まればモノへの愛着が生まれます。カスタマーロイヤリティの誕生です。

株式会社 大山が目指している流通の姿は、過度のデフレで失われてしまった「作り手からのメッセージ」を一人ひとりのエンドユーザーに届けることで、自分自身に本当に必要なモノを見極める目を持った、カスタマーロイヤリティの高いお客様を生み出すことです。

もちろん、そこには「中抜き」も「会員制」もありません。


それは、製造・卸売・小売という昔ながらの流通経路をベースに「情報」という付加価値を与えた「付加価値流通」を再構築し、適正なマージンを相互で分け合うフェアなビジネスです。

現在、株式会社 大山は、約200社のメーカー様より仕入れた商品を、店舗数にして5,000店舗以上の小売業様へと日々供給しながら、飛躍的な業績アップを成し遂げました。

これもひとえに、創業以来80年以上にわたるご愛顧の賜物であると、心より御礼申し上げます。

そして今、数多くのメーカー様、小売業様とのお取り組みによって磨きぬかれた専門性は国境を越えて、さらなる高みを目指しています。

互いに手を取って