ユニリーバの世界戦略ブランドを
独自のネットワークで国内に導入
ブランドについて
現在では誰もが知るスキンケアブランド「POND’S」(ポンズ)の始まりは、1846年にさかのぼります。
セロン・チルデン・ポンド氏が、当時、彼が住んでいたニューヨーク州・ユーティカの近隣に居住していたネイティブ・アメリカンたちと交流を始め、彼らが「ヒーリング・ティー」と呼んでいたウィッチヘーゼル(ハマメリス)エキスが肌を清め、火傷や切り傷にも効果があることに着目しました。
そして彼は、「メディスンマン」と呼ばれるヒーリング・ティーの作り手から、原料となるウィッチヘーゼルの木の在り処やレシピを学び、保存性などを改良したエキスの生産を開始。1846年にはT.T. ポンド社を設立し、ウィッチヘーゼルエキスを「ゴールデン・トレジャー」(黄金の宝物)と名づけて大々的に売り出し、成功を収めました。
ポンド氏の死後、それは「Pond’s Extract」(ポンド氏のエキス)と名を変えて、画期的なスキンケア製品として広く知られるようになり、歯磨き粉やリップクリーム、軟膏などさまざまな製品にも応用され、ユニ・リーバ社による企業買収などの曲折を経ながらも、国際的なブランドへと成長したのです。
1907年には、多目的クリーム「ポンズ コールドクリーム」が誕生。1950年代には日本でも発売され、歌舞伎役者が舞台メイクを落とすための定番アイテムとなり、誰もが知るヒット商品になりました。
売場への付加価値
近年、タイで生産されている「ポンズ」ブランドの中でも日本未導入のフェイスパウダーは、とても手頃な価格で日本からの旅行者のお土産としても人気がありましたが、昨今のコロナ禍による入国規制で入手困難になってしまいました。
株式会社 大山では2021年より、グループ会社であるインターナショナルコスメティックス株式会社を通じてこれらのアイテムを正規ルートで調達。
適正価格で日本へお届けすることで、国境の垣根を越えたコスメ体験の一助となっています。